端午の節句

新緑の美しい季節になりましたね。
５月５日は端午の節句、こどもの日です。

『にほんのお福分け歳時記』（広田千悦子著）によると、昔の日本では、田の神様をお迎えするお祭りで、若い女性が菖蒲の力で穢(けが)れを払い清めるという女性の節句だったそうです。
古代より、菖蒲は邪気を払い長寿がもたらされると知られてきました。

ほかにも、柏餅に使われる柏の葉は、新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから子孫繁栄の縁起物と言われています。
また、鯉のぼりは、滝を登る鯉のように元気に成長するという願いが込められています。
古来から親しまれてきた端午の節句。親子で、家族で、楽しんでみませんか。